やなまろのほのぼの日記

「やなぎ社会福祉士事務所」の裏サイトです。

社会福祉活動の理念・目的

理念(りねん)は 判断基準となる本質・原型、物事の根底にある根本的な考え方を指します。

社会福祉士として何のために活動するのか、活動に関する考え方、最終的な目標を定める。

 社会福祉活動は、私の持っている知識・技術、価値を社会に提供することだと思っている。そのことにより皆さんが幸福になることが最終目標です。社会福祉士としての専門的情報や現在私が持っている能力を皆さんに還元して少しでもお役に立てたら幸いです。

報酬は第二義的なもので二の次です。最初はすべての活動をすべて無償で行うつもりです。私はまだまだ未熟なので皆さんに勉強させてもらうのだから当然に費用はいただきません。もしお礼をしていただけるならば私の活動を他の皆さんに口コミでいいので伝えていただきたい。

もし、提供させていただいたサービスの対価としてお金をいただけるのであれば有り難いです。偉そうなことを言わせてもらえればお金は後から付いてくるものだと思います。

私の考えに賛同して自らの意思でボランティアを行ってくれる人を探しているが、誰もいなければ自分ひとりでやり続けるしかない。ボランティアをいくらやってもお金という対価は得られないが,、信用と経験は得られる。地道な活動の積み重ねで得られた信用と実績が、将来収益を伴う仕事に必ず繋がるはずである。そう信じている。

繰り返しますが、仕事はお金をいただくことが目標ではありません。私の持っている固有の機能を惜しみなく提供して社会貢献することが目標です。それによって社会の平和と幸福を追求します。

公共福祉サービス制度の狭間にあり支援を受けられない方への救済サービス、具体的支援に届かない様子見や保留の方に即座にできる支援、社会の要請の高いサービスや緊急性の高いサービス への柔軟な提供体制を確保する。

やなぎ社会福祉士事務所が行う地域支え合いボランティアはどんな内容の依頼でも基本的には断らないスタンスでやるつもりです。「はい、わかりました」と一旦は全て受け取める。その中でどうするか判断する。判断はシンプルです。できるかできないかの二者択一です。逆に言うとできないもの以外はすべて引き受けるつもりです。なんでも屋なので…。

できないものは…
家族や身内でやるべきもの、公的サービスや民間業者に任せるべきもの、専門的な資格や免許がなければできないもの、生命・財産・権利に関わるも、緊急性・危険性を伴うもの、以上事務所でやることが難しいものは他のサービスの紹介や専門業者への取り次ぎを行います。

 

具体例

行政や事業所に属する職員が業務外でやむを得ず行ったことをすくい上げる活動をする。

・市町村独自サービスの代理申請

・医療や介護以外の行政機関への代理申請や手続きなど

・入院時の付き添い

・入院に伴う着替え等の手配

・転倒時の緊急的な対応(起こしに行く、ベッドに戻すなど)
・徘徊時の捜索

・ごみ屋敷の整理

・救急車の同乗

・家電製品や嗜好品の買物や家具の組立

・家探しや引越しの手伝い

・郵便物や宅配便の受け取り

 

本人の意志で支援を拒否した場合や支援までの一歩手前にある人たちを救っていく。

社会福祉サービスはかなり充実してきてはいるが、まだサービス間の狭間、サービスまで行き届かない制度の限界がある。行政等の公的なサービスの他に福祉関連業者が契約のもとで参入している。サービス提供も様々な職種が入り乱れて提供できている。しかし、それでもなお足りない部分がある。

そこは緊急でも対応できる一般のなんでも代行業者に頼らざるをえない。さらに一般の民間業者でも手を出せない(手を出しても儲けにならないから手はださない)、隙間の隙間で支援が必要なこともある。そこが地域の支え合いボランティアが活躍する領域となる。地域で実情にあった仕組みを作り出すことが必要である。

例えば、身寄りのない一人暮らしの認知症の高齢者で、施設入所か入院か、付き添い、身元保証、手術、入院中のケア、費用の支払、転院や退院後の支援、死亡時の遺体引き取り、などの一連の流れの中には成年後見制度では制約があり補いきれないこともたくさんある。独立型社会福祉士が行う個人事業だからこそ行えることはたくさんありそうだ。

地区のなんでも屋に徹する。ボランティアは完全無償なので経済的収支をいったらマイナスです。公的なサービスがあるものはそちらを優先して連絡調整の取り次ぎをする。民間が手がけているサービスには手を出さない。公的サービスの枠からは漏れて(法的に制度利用まで届かない、制度の狭間でサービス提供できない)手が出せないもの、民間業者は利潤が上がらずに手を出さないもの、そんな日常のちょっとした些細なこまりごとをすくい上げる。