やなまろのほのぼの日記

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職場の先輩へ贈る言葉

先輩、身に染みる御言葉を頂きありがとうございました。何度読んでも涙が止まりません。

自分は去年の4月から毎日毎日先輩に教えを請う一年でした。今でもそうですが最初のうちは自分がわからないことをどう伝えてよいのかさえもわからずしどろもどろな質問をしていたように思います。そのような時でも先輩は嫌な顔一つせず私の言うことに耳を傾け、私が伝えたい内容を聞き取って下さいました。大げさな言い方かもしれませんがこれは先輩にしかできないことだと思います。私が先輩に質問をすると先輩はどんなに忙しい時にでもご自分のされている仕事の手を止め私に丁寧に教えて下さいました。私が「先輩の優しさ凄さ」を考えるときまずこの教え方が出てきます。確かに手を止め教えることならできる人もいるかもしれません。でも先輩は私の質問をしっかり聞いてくださり受けとめてくださったうえで答えてくださいました。一年目の新人相手でも軽くあしらうのではなく真剣に聞いてくださるその姿に私は本当に感動し深く感謝しています。

質問ばかりの自分が嫌で「今日は1日先輩に質問をしない!」と決めて出勤する日もありました。しかしそれを達成できた日はありませんでした。来年度こそは質問しない日を増やすぞ!と意気込んでいましたが、今回の人事異動でその目標も達成できなくなってしまいました。今まで当たり前のように先輩に質問できていたことができなくなるのは想像しがたいですが、それが現実だと受け止めその状況で切磋琢磨していかなければと思っています。

先輩が異動するにあたって仕事が大変になることは当たり前のことですが、私が先輩がいなくなることで一番辛いのは先輩と机を並べて仕事ができなくなることです。手が空いたときなどに先輩とした何気ない会話は仕事の中で私がホッと息を抜ける貴重な一時でした。

今は明日からの仕事の事で頭がいっぱいです。でもこれらは乗り越えなくてはならないことです。やるしかないことです。まだまだ先輩に教えていただきたいことはたくさんあります。でも先輩のおっしゃるように自分で学ばなければならないことは人に頼らず自分でやらなきゃですよね。そのために与えられた機会がこれからの一年なのだと思います。先輩の隣で1年目の仕事ができたことは本当に幸せなことだったと感じています。迷惑をおかけしてばかりでお別れになってしまうのが非常に残念ですが、いつかまた一緒に仕事をする時が来たときには少しでも成長した姿を見せれるように努力していきたいと思います。

先輩、1年間本当にありがとうございました。