やなまろのほのぼの日記

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温泉ノート-2

泉質がどうだとか、秘湯がどうだとか、もはやそんなことはどうでもいいと感じる時がある。どんなに効能がある温泉に入ったとしても日帰り温泉で身体的に効果がでるわけがない。また、秘湯だからと行ってみると人(ひとう)ばかりでうんざりすることがある。

温泉の癒し効果は、ずばり現実逃避にあると思っている。現実の家庭生活から離れ、仕事から離れ、誰も知らない人里離れた大自然の中に身をおく。その時の風景、宿のたたづまい、番頭さんとの会話、おいしい料理、気心の知れた仲間、そんな諸々の要素が重なり合っていい温泉となる。もちろんお湯が良ければ申し分ない。ずばり日帰り温泉の効能は現実逃ではないかと思う。

すなわち、温泉の効能は湯に浸かるだけではありません。日頃の生活環境から離れることによって、ストレス解消と精神疲労に効果を発揮し健康の回復に役立ちます。これを転地効果というらしい。