やなまろのほのぼの日記

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今を生きる〜グループ討論

グループ討論、司会、書記、発表者。いやなイメージを持っていた。なぜだろう?


自分の意見がうまく言えない。意見をはっきり述べられる人がいると尻ごみしてしまう。こんなこと言って変に思われたらどうしよう。人前で話すのが苦手だ。じゃんけんに負けたらどうしよう。司会になったらどうしよう。うまくやらないと、まとまないと。プレッシャーのかたまりに。発表することばかり考えて討論などできていない。


スーパービジョンのグループ演習で変わった。


なんて楽しいんだろう。みんなで意見を言い合って考える。何を言っても変に思われない。自分の意見が言えると人の意見もやさしく聞ける。みんなで考え意見をまとめ合っていれば、いつだれが発表者になっても平気。司会者の役目は雰囲気づくりの一点につきる。話しやすい居心地のいい楽しい環境さえできればみんなが自由に勝手に意見を出し合いまとめてくれる。司会者はうまくまとめようなどと考える必要はない。進み具合や時間の管理をするくらいでよい。場のプレッシャーをどれだけ低減させられるかに集中すればよい。意見を言わなくてもいいという雰囲気。私は聞き役になろうという安堵感。討論中なのに自分と向き合える余裕さ。


批判、助言の無意味さ。共感と同情。となりに寄り添う。自分の人生に向き合い相手の人生に寄り添う。そんな生きざまを教えていただいた。