やなまろのほのぼの日記

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記憶とは・・・続く

脳には過去の出来事がどれほど記憶されているのだろうか?そもそも記憶されていないものは思い出しはしないだろうが記憶されているものは何かのきっかけで思い出すことがあるかもしれない。しかしその何かのきっかけがなければ一生思い出すことはないのだろか?神経回路のネットワーク上でその記憶の引き出しをノックできなければ思い出したくても思い出せないことがあるのだろうか。
藁葺き屋根の家、家の周りの風景、大学生活、川沿いの中華店、貸家へ向かう塀沿いの道、近くの八百屋、電気店、電気のない風呂、汲み取り便所、ねじ回しの玄関、野良子猫コチ、みやこやMハイツ、野良犬チロ、近くの魚屋、いとう食堂、洋服屋路地奥の中華店及び接骨院、ぼんち定食屋、ゆりこ、みちこさん、みえちゃん、前田瑞枝、湘南平、ダンパ、桜公園、夜の砂浜、大学病院裏の公園、トヨタ前のチキンガーリック定食、・・・・・・思い出そうと思えば思い出せる。記憶していることを覚えている。何かのきっかけさえあれば思い出せる。しかし、何回も思い出しているうちに記憶は自分の都合のいいように美化されていくことを忘れてはならない。しかし記憶したことさえ忘れている出来事は・・・・きっとあるだろう。いったいそれは何だろう。記憶を呼び起こすインデックスを記憶している引き出しをノックするきっかけがないと思い出さないということだ。今の記憶はどうか・・・。今思っていること思いついたこと考えたこと見たこと聞いたことは忘れてしまうのだろうか。忘れたくない忘れる前に記録しておこう。