やなまろのほのぼの日記

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死の覚悟性

がんの告知で余命三ヶ月ですと言われる。紆余曲折試行錯誤はあるが最後の局面では悔いのないよう毎日毎日心をこめて精一杯生きようと思うだろう。

がんの告知で余命30年ですといわれる。現実にはそんな告知はないが、あと30年もあるならまあ寿命だなと思い、余命3カ月のような精神状態にはならない。

余命3カ月でも余命30年でも砂時計の器の大きさが違うだけでサラサラおちる砂の一瞬に時が過ぎ去っていくことに何ら変わりはない。

毎日を余命3カ月のような精神状態で生きていれば、”明日死ぬでしょう”、”明日人類最後の日が来るでしょう”と告知されても何のことはない。

なぜなら常に、”今日が死ぬのにもってこいの日”と思って生きているから。毎日ぎりぎりだ。これ以上はできない無理だ。100%出しきっている。