一期一会

人に会った後、この人とはもう会いたくないとかこの人ともう一度会いたいなどと思ったりする。
しかし、人生において会うべき人には必ずもう一度会える。逆に言うと、今まで会った人は自分に対して何らかの意味があるから会えたのだ。偶然ではなく会うべくして会ったのだ。こう考えると人に会う時は誰にでもできるだけ誠意ある態度で接するよう常に心がけることが大切だと思う。
今までの私は休日等にふと知り合いを見かけた時、きわざと気づかぬふりをしてしまっていた。しかし、今は知り合いに会った時はできるだけ自分から声をかけるようにしている。
しかし今日は不意をつかれた。デパートで行きつけの飲み屋のお姉さんと偶然出会った。しかし、私は何事もなかったかのようにすれ違ってしまった。後ろめたさやばつの悪さはあるが何も悪いことはしてない。なぜ挨拶ができなかったのだろう。”こんにちは、また行くね”と言えばよかったと後悔している。まったく予想外で不意をつかれたとしかいいようがない。不覚だ！